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薬学部の指定校体験記~受験志望から合格までの流れをグリーナが解説~

ごきげんよう、グリーナです。
今回のテーマは、「薬学部の指定校ってどんな感じなの?」です。
私は、指定校推薦入試で私立大学薬学部に入学しました。


実は昨今、指定校推薦枠が学部の入試方法の全体の3割弱を占めるまで拡大しているんですよ~
今回の記事は、志望決定から合格までの動きを軽く解説していきます!

指定校で薬学部ってあるの?

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あったんですよ、奇跡だね(苦笑)。私の通っていた高校は神奈川県内の公立高校で偏差値は高校換算で50前半、神奈川県内の公立入試を300点で合格しました。その高校には、河合模試「kei-net」https://www.keinet.ne.jp/にて調べると、偏差値42.5の薬科大学と偏差値57.5の私立薬学部の枠がありました。
「具体的な大学名は避けさせていただきます、すみません」


私は、国試合格率も高かった、偏差値57.5の大学を目指すことにしました。

指定校の対策はどんなことをしたの?

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指定校推薦入試は、校内選考の一次とと面接・小論文の二次選考がありました。一般的に、二次選考は対策をして練習すれば合格するとされています。←「これが指定校の人気が高いポイント」


なので問題なのが、「校内選考」でした。


ライバルは「同学年の同級生のだれか」になります。
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1年から3年1学期までの評定の平均で高い人から順に枠を通過できる指定校推薦。


だれが、その指定校の枠を出すのかはわからず不安、、、さらに交友関係も限定的だったグリーナは、「「見知らぬ私より評定の高い相手」に指定校の枠を知られたら大変!!!」


と考え指定校枠の掲示「7月末」から、出願「9月初め」までの時間は、「志望大学はだれにも言わない!」と決め、過ごすことを心がけました。


また、「志望理由書」という「なぜこの大学を志望するのか」を1,000~1200字程度で書く短い小論文形式の文章を提出する必要がありました。


私は「予備校のチューター」に校閲を行ってもらいました。
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理由として乏しい為、やりたいことをもっと明確化して、将来どんな姿の薬剤師になりたいのか明示化しなさい!


それは、ほかの大学でもできるといわれないか?志望大学の特徴をかけ

文章が薄っぺらい、薬剤師の現状などもっと調べろ!


など、厳しい言葉を受け、、3~5回ほど書き直して完成させました。。。この文章にそこまでの労力をかける必要はないのですが、万が一枠が被ったライバルを考え、力を入れた部分ですね♪



そして合否が出た結果、わたしはなんとか合格でき、校内選考を通過しました。

面接・小論文対策何やったの?

一次の後は、11月16日に控えていた二次選考「面接・小論文」の対策を行います。

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(この髪色は試験ではダメですよ!!)

まずは、小論文。ここでは詳細な説明しませんが、小論文ですから、起承転結の徹底のみならず、筆者が明確にしてほしい「自分の求める結論」を明確化して出すことが重要だと思いますよ♪



どんな問題が出るの?

だいたい賛成か反対かのような問題が多く「このような考えより、わたしは「賛成だと考えます」」というように文章を記述していました。


過去問は、代々指定校枠を取った高校の先輩方が小論文内容や面接内容を書いてくれたものが教員室にあり、それを実際に解いたり、「小論文の書き方」の本にある実践問題をもとに描き、高校の現代文の先生に校閲してもらいました♪


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面接は、神奈川県立の高校の場合は指定校推薦受験生は、教員が複数の指定校受験生を担当しているそうです!

私の場合は、化学を担当している一年の担任先生でしたね〜


複数担当しているので、面接担当先生「〇〇くんって知ってる〜?呼んでも来ないんだよね〜」
             グリーナ「あ〜、わからないですね。きてくれないのは困りますね〜」
のようなやりとりもありましたね「笑う」。


内容は、傾向をまとめた紙を渡して「この質問をお願いします」と先生に渡した内容と、先生が考えた「オリジナル質問内容」をミックスさせて面接を行いました。「詳しい内容は、また別記事で!」


そして、試験当日!
「午前中」小論文、お昼休憩を挟み、「午後」は「受験番号〇〇〇〇さんお入りください」の呼び出し形式で面接のスケジュールで行われた試験…

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緊張しました…


10:30ごろから、確か「90分」?程度で行われた試験だった為、私は9:20には会場に着けるように8:00ごろに家を出ました。


人によっては、首都圏に住んでいるのに「都内のホテルに泊まった!」という指定校の友人もいました←「私は受験を舐めてたのかしら、、、?」


親御さんと来ているかたも多くて驚きましたね


集団での記述試験と、個別の面接試験を終えてキャンパスを出たのは午後4時ごろでした(汗)

面接を終えてガラス越しに見た夕日はなんか忘れられません。

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緊張した、、、

そして、全行程終了。「帰宅も見られているからより道しないこと!」と高校から言われてましたが、1人での受験だったためそんなはずもなく帰路につきました(泣)

そこから一週間後、ネットでの通知が来ました。

合格してました、、

高校の体育:4時限終わりで、受験前の教室の雰囲気から心の中で「やったー!」と思ったのを覚えています(涙)



いかがでしたか?あくまで、私の体験談なので間違っているところもあると思いますが、、、だいたいこんな流れです。イメージを膨らませる程度に考えてください!

面接内容など詳細に関しては、随時記事にします♪

これから、指定校推薦入試を受ける方、並びに指定校推薦入試を考えている方へ
この入試方法で大切なのは、平常心だと私は考えています。今まで通りの高校生活を送り、面接などをしっかり対策する。この二つを徹底して、「詳細な注意点の記述は避けます」地に足をつけた暮らしを心がけて入試に望むことが大切なんです。この記事を読んでくださった皆さんの検討をお祈りしています。

また別の記事でお会いしましょう!ごきげんよう、さようなら。